余った100均のワイヤーネットを使って

A医院の診療室のシンク下、掃除用具などの置き場のようですが、ごちゃついています。。石膏トラップをいざ掃除しようと思ったとしても、重なり合ったものが倒れてめんどくさいことになりそうです。

写真左側の部分にダイソーのメタルジョイントラックで棚を作ろう、と思い設置場所の大きさを計測し、購入する部品も決めていたのですが、急遽変更することにしました。と、いうのも先日、プラスチック製の壊れかけの靴棚を院長が買い換えてくださり、旧靴棚の補強?に使っていた100均のワイヤーネットが余ってしまったためです。

62㎝×19㎝のワイヤーネット7枚

62cm×19cmのワイヤーネットが7枚も。。

もしかしたらこれで棚を作れるかも、。と思いつき、トライしてみた結果、、ぴったりの大きさの棚を完成できました。ワイヤーネットを2枚、5倍速コントラと除去用バーで切断し、棚板を4枚作成しました。ワイヤーネット以外に使った材料は結束バンドだけです。

幅26ccm×高さ62cm×奥行き38cm 

 

メタルジョイントラックの場合はもともと使っていたプラスチックのバスケットなどは幅が合わず使えなくなる予定だったので、バスケットもそのまま使えてなかなかミラクルです!構造上、耐荷重はそれほど期待できないので、洗剤など重いものは下段に置いて下され~

シンク下before
シンク下の様子。。なう!

 

 

 

 

 

整理整頓て雑用?

整理整頓は、歯科医院の業務の中ではどうも優先順位が低い。

診療時間中は、もちろん診療や診療のアシスト業務、受付の会計業務があるし、その他の時間といっても昼休みや診療後の閉院業務の時間帯など限られている。

整理整頓なんて真剣に取り組んでいる暇はない、というのがスタッフの本音っぽい。前に勤めてた医院も、今の勤務先も、舞台裏状況はぐちゃぐちゃ。院長も「時間がないから仕方ない」とのこと。

歯科医院でしか勤めたことがないから他業種のことは全くわからないが、トヨタの「カイゼン」がヒットして注目されてる様子をみると、日本全国どんな職場も同じような状況なのかもね。。

私は歯科医院においては(多分他業種でも)、

整理整頓は最優先業務。

と考えている。もちろん本業の診療の技術が確かなものであったり、患者さんと直接コミュニケーションする診療時間が大切なのはあたりまえだが、そういったメイン業務をしっかりこなすために、整理整頓が行き届いていることはとても重要である。

整理整頓は乱雑に見える場所を一時的に見た目よく整えたりすることではない。

整理整頓は大事な診療を効率的にミスなく事故なくストレスなく行うための準備。つまりは雑用ではなく、最優先業務だと確信している。

このことをよく院長やスタッフに提案するけど、賛同してくれる人はいない。もしくはちょっと賛成してくれるけど、実際に動く意志は誰もないのよー

残念。

そんなわけで、院長主導の5S活動などという夢のような企画はその兆しすら全くなく、私は診療中の暇をみつけては孤軍奮闘することとなる。